春日井市水防訓練

2025年6月8日

今日は地元である出川小学校において、春日井市水防訓練が開催されました。朝早くから地元の皆様方が歩いて小学校に向かわれました。出川小学校区の住民の方が110名、春日井市職員はじめ消防関係、各団体の皆様を含め総勢307名で訓練が行われました。訓練内容は『①水防団体による実践的な水防工法訓練 ②住民による簡易的な水防工法訓練』です。

 

石黒市長からは「今日の訓練のねらいは ①いざという時に何が出来るか ②水防について考える ③今回の訓練を交流の機会にしてほしい」とお話がありました。早速訓練が始まり、改良積土のう工、月の輪工、冠水道路歩行体験等々、様々な訓練項目があり、アナウンスで「住民の皆様もご参加ください。」と流れると、一斉に皆様が参加され、その熱心さに驚きました。

 

私も冠水道路歩行体験の場所で実際に体験させていただき、棒で水の中を探っていくと、急に深い箇所があったり、何か物があったりと、いざ水害で避難となった時に覚えておかなければと思いました。土のう体験では実際に住民の皆様が袋に土を詰めたり、ごみ袋に水を入れたものを段ボールなどに詰めて、玄関からの水の侵入を防ぐなど、様々な工夫がみられました。

 

最後に県議会議員を代表してご挨拶の機会をいただきました。「朝早くから関係団体の皆様、職員の皆様、住民の皆様、ご参加やご準備をしていただきありがとうございました。この出川の町名は、昔この地域は清水が湧き出て田畑に水を供給したということろから来ており、水害とは隣り合わせです。県としても災害予防のために整備に力を入れてまいります。」とお話しました。